アメリカ到着から2週間が経った話
こんにちは。りなです。
お元気でしたでしょうか?
私は7月18日に日本を出発しアメリカのフロリダ州に到着しました。
この2週間であったことを書き散らしたいのと、私が感じている英語スキルの変化、メンタルの具合や環境への順応など、今感じていることを書いていこうと思います。
これは観光じゃなくて移住だという思いが強すぎて(笑)写真が少なくて
文章メインになると思いますが
最後まで楽しんでいただけたら嬉しいです。
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渡航の日の話
渡米直前とアメリカ入国の話はこちらもぜひ見てみてください:)
暇つぶし大会
さて、当日は大体10時半くらいに羽田空港に到着しました。
しかしながらフライトは夕方16時台のため、空港のチェックインができるまでの時間や、搭乗手続きの時間まではものすごく時間があって。
※私は不安なので早く行きましたが、エアトリは国際線の場合チェックインは出発時間の2時間前(繁忙期等は3時間前)としています。
家族が来てくれたので搭乗手続きの直前まで一緒にいようかと思いましたが、
まだコロナの影響で多くのお店が閉まっており、することが無い状態に。
レストランも少なくて、空いているお店はタイミングによっては長い行列ができていました。
食事をし少し早めに家族と別れ、ゲートに入りました。
そこからフライトが超長くて大変。
まず12時間くらい飛び、2時間半くらいの乗り換え時間、
その後3時間くらいのフライトだったと思います。
ちなみに窓側の方が旅の雰囲気は出ますしいい写真もたくさん撮れますが、私はトイレとか機内食の受け渡しが楽なので通路側が好きです。
好きな映画をたくさん見たり、機内食が美味しかったり、飲み物や機内食を頼むときなど、英語を話す機会が徐々に増え嬉しかったり、楽しく過ごすことができました。
でも3つほどきついことも。
1つ目は退屈。長すぎて映画やら睡眠やらでとにかく必死に時間つぶし。
それに加え腰痛と機内の冷凍庫の様な寒さ。
1人1つ配布されていたブランケットと枕が超大活躍でした。ブランケットをを身体に巻き付けて、枕は腰にセットして…。
でもそれでも超寒い!!!最終的に疲労もたまりどうしようもなくなってとにかく寝て時間を進める作戦に移行。無事についてよかった。
アメリカのエアコン事情
このように今後渡航される方には脱ぎ着できる上着などを持って飛行機に乗ることを間違いなくお勧めします!!裏地はうっすら裏起毛とかで全然問題ないです。
ズボンも同様で、アメリカの家は全室空調+超ド急に冷やします。
私もホストファミリーの家ではよくフーディーを着ていていたり、長ズボンと足首が隠れる靴下を履いて過ごしています。前回はそのような知識がなく短期間でしっかり風邪ひいて日本帰りました。
日本では履かなかったスリッパもこちらでは私の必須アイテムです。無いと足から冷えちゃって。
一さらに日中エアコンにさらされて乾燥も感じています。そのため乾燥肌の私はワセリンに大変お世話になっています。
まあ寒い人が着ればいいし、乾燥する人がワセリン塗ればいいし、
そんなにストレスを感じることでもないかな。今のところ。
ただこれはアメリカと言っても地域性が高く、寒い地域ではエアコンがない家庭や施設もあります。ちなみに来週から住む寮にはついてないです。
本当にアメリカについたのか?
乗り換え空港に到着しアメリカに入国したはずなのに
実感がわかない。そのせいで感動も何もない。
Twitter Blueっていう有料サービスが表示されてるし、
周りに日本人もいない。表示もすべて英語。
なのになぜか私がついにアメリカに来たという実感がない!
あんなに一生懸命、辛い時は飛行機の窓の外の景色とか空港の動画を見て勉強やら準備やら頑張ってきたのに!
夕方羽田を出たのに同じ時間の夕方に乗り換え空港に着いたので、景色が朝なのか夕方なのかもわからない。そんな景色も助長してまるで夢の中か死後の世界のよう。
死んだことないけど。たぶん。
ようやく夢がかなったのに、実感も何もないので感動すらできない。浸れない。
おとなしく乗り換えの空港で、来たるフロリダの全室空調の寒さに耐えられるようにダサいフーディーを購入しました
ちなみにそんな実感のなさは次の日も続きました。
なぜ実感や感動が無かったか
おそらく、私がすごく気を張っていることが理由だと思います。
私は基本浮かれポンチなので、もしかしたらこれでもみんなには浮かれポンチって思われてるかもだけど、私的に前回の渡米と今回の渡米は心持ちが全く別!!
- もちろん、感動や実感がある人が覚悟が足りてないって言ってるわけではないです!前回の私の渡米と今回の私の気持ちや心持ちを比較しています。
私にとって今回の渡米は観光や一時滞在というつもりは一切なく、
今後の人生はアメリカ移住、もしくはアメリカでなくてもどこか日本以外の国で過ごすんだという気持ちでここに来ました。
たしかにここは夢みていた国であるし、留学のためにここまで頑張ってきました。
ただ、今の心情としてここが生活の場であり、親元を離れ、ここで一人で強く生きていかないといけないという覚悟の方が強くて。
そういった意味で今回は、日本を出たというより実家を出て独立し始めたという表現の方が私的にはしっくりきます。
そのため例えが少し大げさですが、埼玉の実家を出て例えば九州で一人暮らしを始めるのと、実家を出てアメリカ留学をすることは私の中では今、感覚的には同じような立ち位置にいます。
でもそれは多分今日本語が通じる場所にいるのが大きな理由でしょう!!
さてフロリダに無事ついて、
りかさんに迎えに来ていただいて、おうちについて、
ようやく私の(体感)48時間の長かった7月18日が終了しました。
渡米後の生活
時差ボケ
初めは時差ボケの苦しさと、新たな環境に圧倒されているという言葉がお似合いな日々が続きました。
私は渡米前の2か月ほど生活が昼夜逆転していたため魔の午後2時3時に眠くなるタイプの時差ボケではなかったですが、
それでも夜7,8時には眠くなってしまう。
途中で夜中に数回起きて、朝は5時か6時に起床する典型的なご老人生活が1週間くらい続きました。
旅の醍醐味と言えば醍醐味ですが、どうしようもなく眠くて一生これかと思うくらいきつかった。
ひとつ、もう日本に帰る必要がないからしばらくこれを経験しなくていいというのは
私を嬉しい気持ちにさせました(笑)
言葉がわからない
私は必要最低限のものすら持っていなかったので、ドライヤーやら靴下、化粧品など現地調達する必要がありました。
そこでりかさんに連れてってもらったりしていただいたりしたわけなのですが、まあ店員さんの英語がわからない。家族の会話がわからない。
アメリカにはいろんな国出身の人もいるし、アメリカで生まれ育っていてもしゃべり方の癖やカジュアルなしゃべり方は教科書に付属したCDとは全く別物です。
別物なのはそりゃ当たり前の話なのですが、
まるで私の英語力がみるみるうちにボロボロに退化しているような気分になりました。
話し手がノンネイティブに配慮して話してくれる時はわかって、コミュニケーションが取れて、とても楽しいです。
しかしながらネイティブ同士の会話では私はまるでそこに立っているだけの置物みたいになってしまい、なんて言ってるのかわからない言語が私の頭上をただ飛び交います。
急に拙い英語で会話の流れをさえぎってはいけない気さえします。
仲間外れにされている訳では決してありませんが、疑似体験は十二分にできます。(笑)
ロールショック
ロールショックという言葉を知っていますか?
ロール(社会的役割)ショックとは、あなたが日本で所属するグループ、団体 (大学、会社、故郷など)がアメリカではほとんど関係ないと気づくことを意味し ます。たとえば、あなたが日本で名門校を卒業していたり、あるいは有名な大企業 から来ているとしても、それはアメリカでは何の意味もなしません。
引用元
これはカルチャーショックよりも先に来ました。
というか前回の渡米があったおかげかカルチャーショックは今のところまだないです。
プライドの塊みたいで恥ずかしいですけど、
私は23歳で社会人としてそれなりに責任感を持って4年以上やってきて来たわけで、
日本語だったらそれなりに意見だって言えるし難しい本だって読めるし、
日本にいればそこまでもう子どもにみられることももうなかった。
でもこっちに来たら私は
生活の仕方もわからない、言葉もろくにわからない、何もできないただの背の小さくて幼い顔の東洋人の子どもなわけですよ。
あと日本を発展途上国だと思ってる人も少なくなく、
実際アメリカの物価や時給の高さを見て私も日本先進国説に対する自信がなくなってきましたが(笑)
結構本当にアメリカにあるもの全てが初体験な人だと思われます。(笑)
そんなことは当たり前なんだけど、わかってて渡米してきたけど、やっぱり最初はちょっときつかった。
ではどうすればいいのか
日本でも高めだったプライドをかなぐり捨てて生きてきましたが、
ここでも同じようにプライドを地に叩きつけることでロールショックを解決しました。
もう演じる。だって英語もできないし。
開き直って子どものふりして、アメリカにあるもの全部知らないふりして全部聞く。
これは何?あれは何?これはなんていうゲーム?ルールは何?何の曲聞いてるの?
意外とそこから会話のきっかけができたり、
丁寧に教えてくれたり、話についていけなくても、
タイミングを見て何の話してるの?とか聞いてみたり。
ヒトって子どもにはゆっくり易しく話すじゃないですか。
この作戦、結構手ごたえは大きい。
うまくしゃべれるかな、言葉に詰まって変なく空気になったらどうしよう、
言葉遣いが不適切だったら、間違った言い回しで勘違いされたらとか、
いろいろ思うことはあるけど、
逆に子どもになりきってすべてガツガツ乗り込むように心がけてる。わかんなくても無邪気に聞き返す。
先日、筋トレが趣味のホストファザーに一緒に筋トレしたい、教えて欲しいって言ったのも、
最初勇気が出なくて3日ぐらい迷って、伝える直前もドアの前何往復もしたけど、
伝えたら丁寧に教えてくれて、筋トレ以外でも話すことが増えて、筋肉以外にも英語のトレーニングにもなっています。
日本で背負ってきた社会的役割がない分、アメリカでは失うものはないから燃料足りてなくてもとりあえず突っ込んじゃえばいいかなって思っています。
そのおかげで1週間ほどで一回、英語の伸びをすごく感じました。
最近は少しスランプだけど、成長と停滞の繰り返しで語学は伸びるのであんまり気にしてません。
そんな中でも日に日に慣れてきてCMが聞き取れたり、徐々に家族の会話に参加できたり。そういう嬉しいこともあるからね。
なんとかなります!
それぐらいの気持ちでみんなで頑張っていきましょうね。
そんな偉そうなこと言っても、
私もお酒が入ってないと正直ガツガツいけないことが多いです。
うまくいったり行かなかったり。
でも、在米長い日本人の方に聞いても未だに英語が大変だとか色々あるみたいなので
あまり気負いしないようにしよう、
後ろに下がらなければいいやくらいの気持ちでいれるように頑張っています。
四六時中もやもやする
今はまだ忙しい大学生活もまだ始まってないし、
りかさんがビーチ、プール、ディズニーなど色んな所に連れて行ってくださったり、
りかさんの友達に日本食パーティーに誘ってもらったり、泡まみれになって走るマラソンに参加したり、本当に毎日楽しいです。
むしろ仕事もせずこんなに遊びほうけていていいのかと、
不安になってくるくらいです。(ビザの関係上学内での就労しか認められていませんが)
夢だったアメリカでこんなすごい生活ができているのにこれ以上何を望むのかと私も思いますが、
やっぱりズーンとくるさみしさや、長期的にはじめて家族以外の人と暮らすという未知の体験…どこまでもわかりあえないような気さえする言葉の壁、
家族と会えないのはもちろん、人生の半分以上を一緒に過ごしてきた猫たちと会えないこと…
以前、YouTuberのなるみさんがはじめのホームステイで食べることしか楽しみが無くて
すごく太ってしまったと言っていたのですがすっごくわかります。
日本にいたときから私は性質的に悩み事のデパートなので
別に地球のどこにいようが気質は変わらないな。みたいな。
今はここにきてから2週間以上経って私もだいぶ慣れてきて、
久しぶりに家族とテレビ電話したりして、今はだいぶ気持ちも落ち着いています。
でも渡米1週間で書いた私の記事があったので参考までに載せます。
ホストファミリーがいい人とか悪い人とか関係なく、
誰かと新たに住むということはとても気も使うし、まして私はあまりそういう経験(友人宅でのお泊り会などをふくめ)がなかったので、
気疲れの様なものを感じていました。
受け入れてくれたのにこのようなことを書いては申し訳ないんだけどね。
嫌われたくない、いい子だと思われたい、迷惑をかけたくない…
今まで実家では感じたことなかったそういった気持ちが四六時中ついて回るので
りかさんファミリーは本当にいい人達ですが、
この気疲れは私の性格上の問題ですね。
1週間の時の心情から抜け出せたのは
時間と家族とのテレビ電話のおかげだと思います。
友達も気にして連絡してくれたり、日本にいる時みたいに変わらずLINEしてくれたり
本当に助かっています。
おわりに
少し暗くなりすぎたでしょうか?
楽しいんですよ。本当に。
最近の心情はこんな感じでした。
日々私の英語スキルに一喜一憂しながら、生きてます。
でもまだ私の場合、日本人のホストマザーなのでほかのホームステイの方とは難易度が全然違うと思います。
元々父の友人であり信頼もある方なので、万が一に備えてGPSも共有しています。
ほかの州はわかりませんが、
少なくともフロリダは治安が悪く、車の事故も多いため私の周りでは多くの家庭で、未成年成年問わず共有しているようです。
その割にうちの鍵は非常にガバガバでホストブラザーの友達も開け方知ってるし、
知らない間に彼女が家にいたりします(笑)
大学に行っても友達か誰かとGPSは共有しておきたいと思っています。
私の最初の志望校はフロリダ州内の大学だったのですが、学費の関係でノースダコタに行くことにしました。
しかしやっぱりここにいるとここから出たくなくなります。
気候、街並み、人、ビーチ、今のところどれも全部大好きです。
だから今はフロリダの大学に転校するか、大学院に入学する、もしくはOPTという留学生が学校で学んだ分野で一年働ける制度などを使ってフロリダ住人になりたいと思っています。
でもずっとここにいたらりかさんたちに甘えちゃうので、
いったん親元を離れてノースダコタで英語も精神力も叩き上げられてこよう。うん。
まあ、ノースダコタがすごく気に入っちゃうかもだけどね(笑)
こんな感じで締めたいと思います。
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本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください。
りな